BELLA&HAIRでは ファッションの話が日常的に よく出ます。

美容院だから 当たり前でしょ。と思われる方もみえるかもしれませんが、その内容は 以外と真面目な事で、あれかわいい、これかわいい、という話だけではなく、

客観的に見た自分という素材と、なりたいイメージやビジョンとを照らし合わせて、それをどうカタチにしていくかという話です。

昨日は”スタイリストヤマザキ”を題材に、ファッションミーティングを行いました。

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その内容は服だけでなく、もちろん髪、そして思考にも至ります。

まず”客観的に今の自分を見る”事も わかっているようで以外と難しいので、時に 写真をプリントアウトし、それを見てサイズを測りながら 冷静に 自分のバランスを分析したり、ボリューム感を確認したり、日々の画像から考察もします。

ファッションは、あくまで楽しむものであるべきですが、美容師は お客様に”似合う髪”をデザインして施術するのが仕事。その美容師が、その人の感覚や、好き嫌いだけで、似合う 似合わない を言うのには、どんなにセンスの良いと思われる人でも限界があると思うのです。

そもそも”似合う”とはどういう事か?よくある、よく使われてるその言葉に、どれだけの美容師が真剣に向き合っているのでしょうか?

“似合う”には 素材として、カタチとしてはまる似合うと、その人それぞれの 生い立ちからくる感覚や感性、雰囲気、社会的立場やライフステージの変化など、様々な要因に対してはまる “似合う”があります。それがどういったものか、カタチとして裏付ける理論、そしてどういう方向に向かうべきか決めていくにも、人間的経験値、美容師としての知性と個性がなくては。私はそう考えます。

そのためにも、自分という素材を使って日々考え学ぶ事。それを言葉にし、挑戦していく事。それが一番 身近、かつ実践的な方法、という訳です。

トレンドも年齢も、理想も現実も、日々変化する感覚も、老いていくカラダですら、総合的に捉えながら 軽やかにいかに楽しむか。

私自身、こんなに大人になってもまだまだ未熟だからこそ、まだまだ学びたいし、まだまだあがきたい。笑。

“常に謙虚で新しくあること”それが私の日々のモットーですが、

その日々の積み重ねの上にしか、お客様に自信を持って提供できる”似合う”や”オシャレ”はないと思うし、ずっと必要とされ続ける美容師でいることはできないって思っています。

という訳で BELLA&HAIRのスタイリストは常にファッションを通して 自分と真剣に、かつ軽やかに楽しみながら、向かい合わなければいけないのです💪 (たとえ失敗しても、それが新しく挑戦した事ならOKな我が店。笑)

こんなミーティング風景もあるんだよ。な小話でした。あ、長かった?笑。

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